2008年9月30日火曜日

間違った効果を望むから、必要な情報が見えなくなる(76)

何を信じて良いのか分からない

ご相談者の声
「何が本当なのか?何を信じて良いのか分からない」
って感じている人が多いようです。

今月に入り、新規に相談室にいらっしゃった方が、4名いらっしゃいます。
この4名とも口を揃えるようにおっしゃるのが、冒頭の言葉です。

読者の皆さんも、「同感だ!」と思っていません?
何故、こう感じてしまうのでしょう?

理由は簡単です。

美容・健康・育毛の常識は、植えつけられた常識

世間の常識や“あなた”が思い願う効果で毛が増えると考え、そのような効果を探すからです。

そして、「どこの」「誰で」「何をしている人が」書いているのかがはっきりしない情報や記述・投稿を参考にしたり、他人様の経験情報を“あなた”に当てはめようとするから。

育毛に限らず、美容全般に言えることですが、本当のことを言うと物が売れません。
だから、本当じゃないことが常識になってしまっていて、その常識に縛られていることで、毛を無くしてしまう人が後を絶ちません。

皮脂が毛穴には詰まらないし、グリス状にもなりません

例えば、今から1990年くらいから、育毛サロンの広告で、「皮脂が毛穴に詰まって毛が生えないから、頭皮を清潔にしないとハゲル」と宣伝されはじめました。

こんな話って、シャンプーメーカーや育毛製品販売者にとっては、非常に都合が良いですよね。
「頭皮を綺麗に洗って清潔にしないとハゲル」と言えば言うほどシャンプーや育毛製品が売れるのです。

だから、どこでもこんなことを言うので、おかしな本当ではない話が常識として定着してしまったのです。

発毛しているのに薄毛

例えば、誰でも薄い部位を見ると、薄い部位に発毛すれば、
簡単に濃くなり薄いのが解決するじゃないか。と考えます。

だから、発毛することを願い、そのような効果を探します。

でも、これって、薄毛で悩んでいる人なら誰でも望むことなので、サービスを提供したり、製品を販売する側は、発毛させることで、本当に薄毛が治るのか治らないのかが分からないのに発毛を訴えるわけです。

詳しくは無料レポートをご覧下さい。
└ 毛の増える発毛もあるが、毛を無くす発毛もある

例えば、薄くなる時には抜け毛が急増することが多いですよね。
その為、多くの人は抜け毛が減れば毛が増えると錯覚します。

だから、抜け毛が減ることを願い、そのような効果を探します。
そう言った効果を望む人が多いので、情報商材や育毛製品の広告・体験者情報には、「抜け毛が減った」話が多いのです。

結果、

事実や現実を見たことない人・知らない人たちが、事実や現実を知らない人たちに向かって、本当じゃない常識を訴え、悩んでいる人の願いや希望で薄毛が治るような広告や謳い文句ばかりになっています。

こんな情報を探していると、そりゃ、「何を信じて良いのか分からなくなります」。

どの製品もサービスも、売ることや収益を上げること優先なわけで、その為同じことを訴えるようになっているのですから。

どこの、誰、何をしている人

また、どこの誰で何をしている人かがはっきりしない
情報や投稿・他人の経験情報も同じように、事実や現実を見たことない・知らない人たちですよね。

  • 発毛すれば毛が増える

  • 抜け毛が減るのは効果

  • 毛穴が詰る


これら3つを書いて効果云々を言っているものは、間違いなく事実や現実を、見たことないし知りませんから。

本当のことを言えば、物やサービスが売れないのです。
でも、薄毛を治そうと思えば、本当のことを知らないと罠にハマって難儀します。

真実や現実を知りたければ、
└ 誰しもがハマる育毛の罠。不都合な事実と現実