2015年4月18日土曜日

50歳代の女性のご相談者の話(130)

先週、50歳代の女性の方がご相談にいらっしゃいました。特に体の内部に問題はありませんが、更年期が始まっているらしいので、効果につながりにくい年代です。

が、このこと自体は、この女性の場合には大きな問題ではありませんでした。

一番の問題は、髪の痛みが激しいこと

その為、コーティング処理をするヘアケアでないと髪がまとまらない上に、乾かすときにドライヤーを当てながら、髪を引っ張るように櫛を通すことが悪かったのです。この2つが大きな問題でした。

元々弱っている頭皮なんですから、髪の毛を引っ張れば頭皮が見えるようになってしまいます。ここで、いつも文句ばかりで、あまり有益な情報を出してしないので一つ良い情報を。

髪の毛を引っ張るように櫛を通すと薄くなる

髪を引っ張るように櫛を通すと、分け目の広がりがさらに広がります。洗髪後にセットする時は、できるだけオールバック気味に乾かして、髪を立てるようにして乾かして下さい。

左右に引っ張るようにセットすると、分け目を広げてしまいます。

そして、朝にセットする時も髪を櫛で引っ張るのではなく、櫛でふんわかさせながらドライヤーを毛と毛の間に当てながらセットして下さい。

櫛で髪をひっぱると頭皮が伸びる

要は、櫛で髪を引っ張ると、頭皮も引っ張られて弱っている頭皮が伸びてしまうのです。

結果として、段々と分け目が広がり、分け目が目立つ薄毛になるわけです。

と言っても、やはり頭皮を正常に戻してあげて、痛みのない毛の部分が伸びてくるのを待つ方が本来良いのですね。 女性が求める「その時効果」は、ロクでもないことにつながりやすいのです。