2012年7月26日木曜日

皮脂が多い人はあまりいない(100)

先日、皮脂が少ないのに、多いと勘違いしているご相談者の方(30歳代前半男性)がいらっしゃいました。ほんと、こんな人が多いのです。

皮脂が多いからと洗髪のし過ぎは危ない

この方の場合は、皮脂が少ないのに皮脂の分泌が悪いと思い込んでいて、一生懸命になって洗髪していたのが問題だったのです。

50歳前の私と比べても、皮脂の分泌が半分程度しかないのですから相当少ないです。

女性にも皮脂が多いと訴える人が増えてきた

この男性だけではありません。

最近は、女性のご相談者で皮脂が多いと訴えられる人が増えてきました。

よくよくお話を聞いていると、皮脂の分泌自体は多くはなく、少ないくらいなのにベタツクのですね。最近、こんな女性が増えています。(男性にも増えている)

頭皮がべた付くのは皮脂を取り過ぎるから

どうして、皮脂の分泌が少ないのにベタツクか?理由は人様々ですので、「一概にこうだ」とは言えません。

皮脂を取ることを繰り返すと脂漏性湿疹・皮膚炎になる

が、こんな女性の場合、今のまま数年すると、脂漏性湿疹と言う難治性の皮膚疾患になってしまう可能性があるので、怖いと思った方が良いです。

貴女の体質や食生活や習慣的に行っているヘアケアを振り返ってみて下さい。

脂漏性湿疹・皮膚炎は薬で治らないし長期のケアが必要になる

薬じゃ治らないし(毛を無くすこともあり得る)、ケアをしていても長期にわたるケアが必要だし、頭皮の状態がよくならないと毛は増えないしで、にっちもさっちも行かない状態が何年も続きます。

皮脂を取ることを始めた場合に、何年も経ってから発症してくるので原因が分からなくなるのですね。

2012年7月12日木曜日

メールマガジンについて(99)

メールマガジン育毛法を探るコツ

私は以下のようなメールマガジンを発行しています。
今号で190号になります。

最初の頃は、毎週発行していたのですが、仕事が忙しくなり、毎週発行が難しくなって、2週間に1回の配信に修正して190号になります。

育毛に関するメールマガジンは1999年か2000年頃から

実は、私がメールマガジンを発行し始めたのは1998年からです。この頃は、健康系のものを書いていました。

育毛や薄毛に関するメールマガジンは、1999年~2000年頃から発行しています。

メルマガ発行者としてのキャリアは、現状の発行者の中ではかなりの古株になってしまいました。

ノウハウがない時代

初めて育毛や薄毛に関するメルマガを発行した時は、何をどう書いて良いのか分からず、初回発行後3ヶ月か4ヶ月で終わってしまった記憶があります。

今のように、メルマガの書き方やノウハウのようなものは、全く無かった時代ですから、仕方がないと言えば仕方がないですが・・・

内容にブレがない

このメルマガで、3作目だと思いますので、トータルで300号くらいは書いていると思います。

約300号書いた中で、内容的にぶれていないのは、頭皮が大事だと言うことです。

  • 皮脂の取り過ぎは禿げる
  • シャンプーとシャンプー法が大事
  • 頭皮が本来の状態に戻ってからが育毛
  • 育毛法は人により違う

今のところ、メルマガの発行を止めるつもりはありませんが、2週間に1回でも難しいと感じるときがあります。でも、頑張って500号まではなんとか行きたいですね。

2012年7月1日日曜日

専門的な指導と助言

どんな製品・方法にも効果はあるが・・・

巷に販売されて製品にはそれぞれ訴えている効果はあります。でも、その効果が、全ての人に出る効果かと言うと、そうではないのです。

人はそれぞれ違います。

違うと言うことは、その人の細胞の受け手も違うのです。ある人には、訴えている効果がそのまま出ても、 ある人には、訴えている効果は出ないだけでなく、反対に毛を無くす方に働く場合だってあります。

使ってみる、取り組んでみないと分からない

これらは、実際上は使ってみないと分からないので、どんな状態になってくると“良い”のか“悪い”のか どんな状態になってくると“見込みがある”のか“ない”のか、これらを見極めることが必要です。

この見極めを間違う人が本当に多い!!

そう言った意味でも、よく分かっている人の専門的な指導や助言がないと、中々上手くいかないですね。

本当のことを知っているプロに教えて貰う

スポーツの世界でも、本当のプロに教えてもらうのとアマチュアに教えてもらうのでは、基礎力が違ってきたりするので、進歩の度合いに大きく差が出ます。

事実や現実を良く知っている人に指導・助言をしてもらうことが大事な理由です。

で、プロに教えてもらうと費用がかかるんですね。

そりゃそうです。“あなた”の為に、わざわざ時間を割くのですから。

2012年5月30日水曜日

フィナステリドのジェネリック版は大丈夫か?(97)

フィナステリドに関するご相談

先日、またしても、フィナステリドを飲んでいる男性からのご相談がありました。

この男性、飲んでいるのは個人輸入で取り寄せたものらしい。病院で検査をした上で、医師の助言を元に飲んでいるのではありません。

まあ、どちらのフィナステリドも、作っている成分は同じですから、別段問題があるわけではありません。

ここで言う問題とは、薬の中身=品質と言う意味です。

この男性の相談とは「インドのジェネリックのフィナステリドは、品質が大丈夫か?」と言うものでした。

んん?

自分で判断できないなら他人に聞けば痛い目に会うだけ

「どうして、こんなこと他人に聞くのだ?」と思いましたが、どうもご自身では判断できずにフィナステリドを飲んでいるらしいのですから、ジェネリック版もご自身では良い悪いの判断が出来ないらしい。

この男性に限らず、多くの人はネット上での効果情報や掲示板の評判等々でいろんな判断をするようですね。

理由は、自分では判断できないから。

判断できないけど、効果だけは求めているわけです。

反面、「信じられる情報がない」と、嘆いている人も増えています。

どこの誰で何をしているか不明な他人に聞くから騙される

結論を言ってしまうと、お金儲けの話に騙されて、詐欺に引っかかって、全てのビジネス情報が信じられなくなったりするのと一緒じゃないかな?と感じます。

“あなた”が求めるから、求める効果情報だらけになるわけです。

効果だけを求めていると、「信じられる情報がない」と、嘆いている人と同じになってしまいます。

そして、頭皮や心や体を壊してしまうのです。そんな人が今増えています。

2012年5月27日日曜日

季節の変わり目は抜け毛が増えて当たり前(96)

抜け毛が増える季節

このブログを読んでいる方に、風邪等を引いていらっしゃる方はいませんでしょうか?くれぐれもご自愛下さいませ。

気温が急に上がったり下がったりする時は、体がついていけずに風邪をを引いたりしやすいです。そして必ずと言って良いほど、抜け毛が増える人が多くなります。

でも、それって当たり前だのクラッカーなんですよ。(ちょっと古過ぎ~??)

毛が抜けることを異常だと思い始めると、相当異常な育毛理論に洗脳されていると言えます。

え?
「超有名な製薬会社の育毛剤のCMでは、 抜け毛予防を訴えているじゃないか?」ですって?

だから、宣伝やCMに洗脳されているですよ!

悩みに訴えかけるのが宣伝やCMですから、そんなのを信じるなんて、私には信じられません。

だって、TVや雑誌等の宣伝やCMで有名な製薬会社の育毛剤でも、薄毛の人の頭皮で試した育毛剤は、まずないのですから。

あれば、その写真を最初からどんどん出してきますって。

口コミサイトやブログにも、いろんなシャンプーの宣伝があって、“抜け毛が減った”効果情報がありますよね。

「抜け毛が減る効果」と「毛が増える効果」は、全く次元の違う効果なのに不思議なものです。

ヘッドスパは目的次第ではとても危ない!(96)

美容院のヘッドスパは、目的が違う

ヘッドスパのようなケアは、私の相談室でも行っています。でも、美容院で行うヘッドスパとは全く違います。

私が行っているのは、栄養を与えるのではなく薬抜きを行うヘッドスパです。

特に、初めての時は、頭皮の状態がはっきりしないですし、ケアの方向性を探る意味でもお湯だけで洗うようにしています。

頭皮や毛穴には残留物が・・

頭皮や毛穴内部に残留しているものが取れると、100人中70人までの人は、ご本人が「頭が軽くなった」とおっしゃいます。一時的ですが毛も元気になります。

残りの20人の人は、「非常に気持ちが良くてすっきりする」とおっしゃいます。一時的ですが毛も元気になります。

残りの10人くらいの人は、特に何も感じないけど、一時的ですが毛に元気が出ます。

どれだけ頭皮が薬付け状態になっていて、毛の育ちが悪くなっている人が多いのか、よ~くわかります。

巣の状態の髪が表面化する

当然ですが、頭皮に残留しているものが取れると髪に残留しているものも取れて、「素」の状態の髪が表面化します。

髪の毛が痛んでいる人も多いですが、それより驚くのは、髪が痛みやすくなっている人が多いことです。

元来の髪の質が悪いのです。それだけ土台である頭皮が悪いと言うことですね。

髪が痛みやすくなっている人は、将来的に、薄毛になる可能性が非常に高いと言えますね。

原因は、目的の違うシャンプーで間違ったシャンプー法を長年採っているからです。美容院に行く目的のシャンプーでシャンプーを採るから髪が傷みやすくなって、薄毛になる土台が出来上がるのです。

2012年5月16日水曜日

女性のご相談から(95)

先週、女性の方からのメールでの相談が2件ありました。

いずれの女性も、シャンプーの目的を考えずに、単に頭皮を綺麗に洗えば良いという考えで、普段使っている市販品で育毛を考えていたようです。

そりゃ、あきませんわ。

片方の女性は脂漏性湿疹気味ですし、片方の女性は虚血気味です。

女性の場合に良くあることなんですけど、ご自分がヘアケア製品を選んでいる基準で頭皮を駄目にしているのに、それに気づいていないのです。

全てのシャンプーは一緒だと思っています。その上、ご自身の基準が間違える元だと言うことも理解していませんね。

だからこそ、成分的なことに惑わせれてしまい、何をやっても使っても上手くいかなくなるので、何を信じて良いのか分からなくなるのです。

ここに、美容師じゃ、医者じゃ、と専門職のような人が入ってきますから、もっと分からなくなって当然と言えば当然か。

美容師理容師は、育毛の素人だし(分野が違います)、医者が育毛に絡んできたのはここ4年5年ですからキャリアは浅い上に、西洋医学的な治療しかできませんから、薬を出すしかしていません。できません。

この現状は、15年育毛の現場で仕事をしていますが、ほとんど変わっていません。人間って進歩がないですなあ。

2012年3月15日木曜日

情報の良し悪しを判断するには(94)

世間にはいろんな情報があるので、何が本当なのかウソなのかの判断をつけるのは非常に難しいですね。

特に、全く育毛に対する知識がないとなると本当に、分からなくなります。

こんな時に役立つのが、考え方=捉え方です。

絶対に避けたいのは、頭皮や体を駄目にしてしまうことですから、頭皮や体を自然の一部として捉えてエコロジーを回復することに主眼を置いているのか?

薄毛の人を見ているのか?と言い換えれば良いでしょう。

それとも、問題となっていると思われることや、原因となっていると思われることを潰したり、排除したりすることに主眼を置いているのか?

人をみているのか?、薄毛を見ているのか?の違いですね。

実は、サプリメントの本場は、アメリカです。

上記のような薄毛を診るような考え方=捉え方をするのが西洋ですから、サプリメントの本場になるのは当然なんですね。

ところが、このアメリカでは、マルチビタミンは健康には役立たないとか(これは、アメリカでは今や常識らしい)、特定の栄養素を摂ることを続けていると発ガンの危険性が高まると言う、疫学的な調査結果が出ているのをご存知でしょうか?

その人を診たでの話しではなく、例えば「薄毛や育毛に必要だとか有効だとか」で、栄養成分を見ているのですから当然のような気がします。

そう言った栄養の摂取は、体のエコロジーを乱すのですから。

育毛用のサプリメントもあるようですが、そんなものにお金を使うぐらいなら、普段の食生活でいろんなものを好き嫌いなく食べて、玄米や緑の濃い野菜を生で「ムシャムシャ」食べている方がよっぽど育毛や健康に役立ちます。

2012年2月5日日曜日

ビジネスの基本から育毛を考えてみると・・・(93)

読者の皆様は、商売の基本ってなんだかお分かりでしょうか?

人が何で悩んでいるか、何を求めているのかを調べて、それを解決してあげるのが商売の基本です。

育毛に関して、この商売の基本を当てはめてみると、悩んでいるのは薄毛なんだけど、求めている効果がおかしい人が多いのです。

こんなことを書いている私も、昔は読者の方々と同じような効果を求めていましたから、偉そうなことはいえません。

かれこれ14年以上育毛の現場にいますが、やればやるほど、薄毛を治したいと望んでいる人が求める効果はおかしなものばかりだと感じます。

抜け毛のこともそうですし、発毛のこともそうです。

年平均の抜け毛が減ると毛の本数が減っていくし、発毛させると育たない毛しか生えてこなくなります。

その為、日々ジレンマとの戦いです。

「多くの人が求める効果が出る」と訴えかける方が、商売に結びつきやすいですが、それでは、薄毛を治せない確率が非常に高くなってしまいます。

ジレンマと戦っていますが、私のスタンスは、
「事実と現実を知った上で、ケアを始めましょう」
と言うのは変えようがありません。

その方が、ずっと改善率が高いのですから。

2011年12月11日日曜日

効果のあるもの探しが薄毛をこじらせ進行させる(92)

「効果のある製品や方法を知りたい、教えて欲しい。」「何をどうすれば良いのか教えて欲しい。」

たぶん、多くの人が望んでいることだと思います。
このブログに辿りついた理由はそこにあるかもしれません。

その気持ち、、、、分からないではないです。

私もそうでしたから。

でも、、、でもなんです。

いろんな経験を積めば積むほど、個々の事例により、処理のやり方や方法が違うのが分かってきます。

育毛も一緒で、薄毛を治す現場で仕事をしていると、
「この人は、ここに問題があるのだろう」とか
「ここを改善しないと難しいだろうな」と
人により問題点やPointが違うことが分かります。。

・あなたの場合は・・・こうだから(フィルター)
・あなたの場合はこう変化して効果に繋がっていく(プロセス)

と言うことで、私が育毛相談に力を入れている理由です。

一番間違いを犯しやすいのは、他人様の良い悪いや、一般的な薄毛の原因探しと対策を
あなたに当てはめようとしたり、真似をすることです。

このブログは、それらを見極める為のお役に立てれば嬉しく思います。

中々「あなた」に必要な育毛法の方向が、分からない人も多いかと思います。
そんな時は、私のホームページからご相談下さい。
心・体・頭皮から│育毛相談WEBの薄毛対策

2011年11月4日金曜日

女性の薄毛のご相談

クレームゼロの情報商材って何なのでしょうね?

数字が大きけりゃ信用される、とでも思っていらっしゃるのでしょうか?
なんか馬鹿にされているようで腹立たしいです。

話は変わりますが、先日28歳の女性方からご相談の電話を頂きました。

ご相談内容は、「細い毛や短い毛がたくさん抜けるのですが、大丈夫でしょうか?」
と言うもの。

会社を退職したのが、25歳くらいの時で、今はフリーターをしているらしく、時間があったので、ネットで色々見ていると、「細い毛や短い毛が抜けると危ない」と言う記事を見てから不安で不安で仕方がないらしい。

3年間もですよ。3年間も不安で情緒不安定で、心療内科にも通っていたらしいです。

よくよく聞いてみると
・セーターの毛玉を取っていると細くて短いがたくさん取れる。
・ネットで調べると、細くて短い毛が抜けるのは危ないと多くのサイトに書いている。
・でも、どこの誰で何をしている人が書いているのかは分からない。
・でも、この3年間薄くなったわけでも、薄毛が進行したわけではない。

次のようにお答えして安心してもらいました。
・誰でも細くて短い毛は抜けるもの
・段々と増えてきてて、抜け毛の半分を超えると危ないが、ちょっとくらい抜けているだけなら問題ない。
・セーターなら、嫌でも細くて短い毛は絡まって残り、普通の抜け毛は落ちてしまうので気にする必要はない。
・どこの誰で何をしている人か分からない情報は、今の時代信用するのに値しない。
・で、この3年間で薄毛が進行したの?
と最後に聞いてみました。

すると、
・今も細くて短い毛は抜けているが、それらの抜け毛が増えても減ってもいない。
・当然、薄毛が進行しているわけではなく、3年前と変わらない。

私は、
「でしょ。だったら問題ないじゃないですか。一番楽しい年代を、こんな意味のない情報に惑わされるなんて、もったいないですよ。」

「こんな本当のことを知らない情報に踊らされないように、今日からネットや携帯で情報探しを止めましょう。」とお答えしました。

彼女は、
「え~。私この3年間無駄な時間を費やしてしまいました。本当にもったいない3年間を過ごしました。薄くなるようなことがあれば、また連絡します。」
と言って電話を切りました。

いかがでしょう?
あなたも、変な情報に惑わされていませんか?

2011年6月21日火曜日

掲示板や作者の分からないブログは、盗作が多いかも?(90)

最近は、掲示板ではなく、ブログに書かれていることを、真に受けている人が増えてきました。

今は自分のブログに、記事を書くだけで収入になるシステムがあるので、本当のことを書いていないブログがほとんどです。収入にする為にブログを書いているのですね。

って言うか、育毛や薄毛に関しての事実や現実や本当のことを知らないブロガーがほとんどです。

毎日の出来事を綴ったブログの中で、ちょこっと記事を書くだけだけだから、さも本当のように感じてしまうが、情報自体が作られているのです。

そんなブログは、大体において、どこの誰で何をしている人はかが分かりません。

以前、私のブログをそのまま切り貼りして、育毛カウンセラーとして記事にしているブログがありました。

「なんじゃ、こいつ。私の記事を盗作しているじゃないか」と思って、抗議をしてやろうと思ったら、連絡先が見つかりませんでした。

でも、リンク先には、結構有名な情報商材がありましたから、たぶん、この情報商材を販売している人が、自作自演しているブログなのでしょうね。

もしくは、この情報商材のアフィリエイターです。

情報商材って何?と思われる方へ。
自分の体験談を「こうして毛が回復した」とPDFファイルでダウンロードして、1万円とか2万円とかで売っているものです。

2000名に売ってクレームゼロとか訴えていますが、その人の情報商材を買った人からの相談が
2名ほどありました。
本当にクレームゼロなのかどうか、読者の皆様が考えて下さい。

2011年5月15日日曜日

脂漏性湿疹・皮膚炎になると、あとが大変です。

いつも訴えていることですが、脂漏性湿疹や皮膚炎のように頭皮を駄目にしてしまうと、元も子も無くなります。

にも関わらず、ここのところ、いろんな育毛や頭皮に関する医薬品が出てきてから、効果的だと思ってやったことで、かえって状態を悪くしてしまう人が増えています。

頭皮だけでなく、心や体までもを壊している人が増えているのです。

その効果的といわれることを、医師が薦めていていたりするので、釈然としませんし、理不尽だな、と感じることも多いです。

「教えてgoo」や「yahoo智恵袋」での回答者にしても、悪気があってのことではないので、なんか悲しくなってしまいます。

上手くいく人もいるのでしょうが、事実や現実を知らないのは悲劇ですね。

効果が出るかどうかは確率の問題です。
100%大丈夫なんてものはありません。

が、常に次に繋がるケアを選んで欲しく思います。

頭皮や体を壊してしまうと、次に繋がらないだけでなく、毛の回復すらできなくなることもあり得るのですから。

効果ばかりのケアは、次に繋がらない可能性が高いです。
そればかりか、頭皮や体を壊すことにもなりかねません。

2011年1月20日木曜日

育毛の知識は豊富だが、事実現実を知らない、分かっていない

最近のご相談者は知識が豊富です。

一昔前までは、本当に薄毛が進行してしまい、どうしようも無くなっている人の方が知識ばかりで実践を知らない場合が多かったですが、今は、まだまだ初期の段階の人までが知識が豊富です。

が、一番肝心なことを、「知らない」「分かっていない」ことが多いですね。

ここで何が一番肝心なことなのかを書くと、また知識ばかりで、何もできない情報が、増えるだけなので書きませんが、知識を集めても雑学と一緒なので、ほとんど実践の役には立ちません。

まぁ、ネットで調べると、いろんなブログで知識を書いているのに出会いますから、「なるほど」なんて思ってしまいますが、そのブログを書いている人自身が、肝心なことを知らずに書いているのですから、多くの人は同じような育毛の雑学王になるわけですわ。

今、ネット上にはたくさんのブログが存在しています。
その中に、真のブロガーとして書いている人は、ほんの数%くらいです。

90%以上のブログは、お金儲けを主体したブログです。

ほとんどがアフェリエイトだったりするので、その商品や情報商材に有利な情報しか書いていないか、ごく一般的に言われていることしか書けないのです。

そりゃそうです。
実務が伴っていないのですから。

そんな情報を漁っても、何の役にも立たないのですね。

経験情報も一緒ですよ。

育毛のように個体差のあることを、一人の経験だけで、「全ての人に同じように効果がある」と言うこと自体無理がありおかしな話です。

他の人も同じことをしての情報を書いていても、その効果とは最初だけのものだったりするので、役に立たないですし、たいていメールでもやり取りだけだったりするので、もっと役に立ちません。

「抜け毛が減った!」なんて言う効果情報は、一番危ないですね。

2010年11月20日土曜日

フィナステリド・ソーパルメットは効くのか?

フィナステリド飲用の相談が増えてきました。
同様に、ソーパルメットのサプリメントの相談も増えています。

特に、医師がらみの相談が増えているので、非常に返事に苦労しています。
何故こんな相談が増えているのか?

1.長年飲んでいる(4年くらい)いて効かないだけでなく、最近進行が激しい。
2.何が本当に良いのか分からない。

この2つに大別されるようです。

私は、これらの方々にいつも助言するのは、「『あなた』と言う条件を抜きにして効果を求めるから、駄目なんですよ。」と言うこと。

フィナステリドやソーパルメットには、言われているような効果はあるのでしょう。

特に、フィナステリドは医薬品なんですから、効果はあるはずです。
でも、その効果は『あなた』と言う条件があっての話ですよね。

例えば、インフルエンザなんかだと、原因はインフルエンザウイルスに感染しているからと原因ははっきりしています。

でも本当は、その前に疲労等々で免疫が落ちていた、と言うこともあります。

ところが、『あなたの薄毛が男性ホルモンの影響』って、どのように分かるのか?ってことです。

体毛が濃いから?
体毛が濃くても、毛はちゃんとある人もたくさんいます。

射精を毎日するから?
若い男性は、昔から毎日射精しています。

不必要なことやものは、負担になることあっても有益に働くことはありません。
ご注意を。

2010年10月17日日曜日

まがい物の育毛情報ほど、本物以上に本物らしく見える(86)

どうも、最近のご相談を承っていますと、いろんな情報に煽られて、判断できなくなっている人が、多くなっているように見受けられます。

昔から、よく言われることですが、
「まがい物ほど、本物以上に本物らしく見せること」
に長けているので、余計に惑わされますね。

いつの時代も、どんな分野にでもあることですが、それを見破るのは、中々難しい。

ただ、私がいつも心がけて、かつ助言していることは、「あなたの希望を100%叶えてくれそうなものは、怪しい」ってことです。

理由は簡単!

「あなたの希望」って、大体魔法を使うような効果であることが多いからです。

また、「あれが良い」「これが良い」と言うような、効果ばかりの話も信用できませんね。

これも、理由は簡単!

ここには、「あなた」と言う条件が入っていないから。

ところが、多くの人が探すのは、「あなた」と言う条件を抜きにして、魔法のような効果を求めるのですから失敗する人が多くなるわけですね。

2010年6月10日木曜日

育毛相談の仕事をして感じること

私は、所謂美容系の学校を出たわけではありませんし、美容や育毛等に興味があったり、薄毛で悩んでいたわけではありません。

30歳代前半の頃に、薄くなってきたので、タマタマ取り組んでみたことが良かったことが、キッカケになって今の仕事になっています。

薄くなったらなったで、「それでも良いわ」と思っていたので、情報漁りはしませんでした。
したくても、今のようにネットで情報を探すなんて不可能でした。

これらのことが、変な先入観や固定概念を持たないで、いろんな情報の良し悪しを、素直に判断できる素地になっているようです。

最近のご相談者に助言していると、先入観と固定概念バリバリで、いくら助言しても耳を貸さない人が多いです。

情報の量や知識からすると、私なんかよりよっぽどたくさん持っているのに、私は薄毛を治せて、それらの人はハゲて行ってます。

この差って何だと思います?

メールや文書で説明していることもあれば、直接口頭で説明する場合もありますが、本当に、同じ人に同じことを、何度も説明することが多いこと多いこと。

効果を出したいことばかりに気が行って、情報の良し悪しの判断が出来なくなっています。
ご自身の頭で考えられないのですね。

ゴルフの理論はすばらしいのに、コースに出たら全く駄目なのと一緒なのかな??

2010年2月1日月曜日

育毛剤について書いてみます。

育毛剤が効くと薄毛は治るか?

たぶん、多くの人は、「育毛剤が効くと薄毛は治る」と幻想を持っているはずです。

効果のある育毛剤があれば・・・・
とも思っている人も多いはず。

中には、反対に「育毛剤ではハゲル」と聞いたから、「育毛剤は一切使いたくない」と思っている人もいるでしょう。

中には、「健康にならないと育毛剤が効かない」とか言う素人の人がいて、はっきり言って、
薄毛の現実や事実を知らなさ過ぎです。

育毛剤には役割がある

育毛剤には育毛剤の役割があり、症状や状態次第では、育毛剤が絶対に必要な場合もあるし、育毛剤が入らない場合もあります。

「育毛剤でハゲル」と聞いた人は、本文に書いているように、「育毛剤の効果だけに頼る方法で失敗している」と言う話を、伝言ゲーム的に現実や事実を知らない人から聞いたのでしょう。

育毛には、体の健康は絶対条件です。

不健康だと決して毛は増えません。が、育毛剤が効く条件ではありません。

けど、私なんか学生の頃は、
・夜更かし
・学食での食事
・外食
・喫煙
・大酒飲み
・お風呂は週に1回銭湯にいくだけ
で結構不健康で不潔な生活でした。

でも、今の学生の人のように、薄毛で悩むなんてこともなかったですね。
私だけでなく、友人にも不健康で・不潔な生活をしていて薄毛の人は誰もいませんでした。

若い人の相談を受けていますと、気にしない方が良いのじゃないの?
と思い感じる相談が多いですね。

臭い表現ですが、もっと楽しくて、ワクワクするような、青春を謳歌するような冒険ができる年代を目一杯生きる方が良いのじゃないの?
と思うのは私だけでしょうか。

2009年7月28日火曜日

今回は、抜け毛について書いてみます(82)

たぶん、多くの人は、「だって抜け毛が増えたら薄毛になるじゃない?」と疑問を持っていると思います。

今抜けている毛はいつ生えた毛?

そこで、抜け毛と薄毛には関連性がない大きなヒントを一つ。
「その多く抜けている毛は通常いつ生えた毛ですか?」と言う質問です。

今日生えたわけないですよね。
それでは、1年前に生えた毛?
それとも、2年前に生えた毛?
それとも、3年前に生えた毛?

では、もっと大きなヒントです。
「多く抜けている毛の後に残った毛はいつ生えた毛ですか?」

3年前に生えた毛ですか?
2年前に生えた毛ですか?
1年前に生えた毛ですか?
半年前に生えた毛ですか?

抜け毛が急増したのはいつですか

そしてそして、もっと掘り下げてみると、抜け毛が急増したのは何ヶ月前?何年前?
今抜け毛は減っているの?
増えたままで推移しているの?
どちらでしょう?

これらの変遷を思い出してみて下さい。

追伸
抜け毛が急増したと感じた頃の前の
2年間3年間の抜け毛の変遷は覚えていますか?

2009年7月22日水曜日

女性にはミノキシジル製剤は危ない育毛剤(81)

女性からのお電話の育毛のご相談

先日、女性の方から相談のお電話がありました。
通常、お電話での相談の場合、小冊子をお求め頂くのですが、非常に深刻な状態のようだったのでお聞きすることにしました。

女性曰く
「東京の○○クリニックに1年通っていたのです。思ったようにならないので、通うのをやめて半年なんですが、この半年間毎日100本近く髪が抜けていて止まらないのです。」
「どんどん透けていくので、とても心配なんですが、どうすれば良いでしょう?」
と言うような相談でした。

ミノキシジル製剤は女性には強すぎる


詳しくお聞きすると

  • ミノキシジルの飲み薬を飲んだ

  • ミノキシジルの育毛剤を使った

  • 体毛が濃くなってきた

  • 毛は増えなかった

  • 他人の回復した写真を見せてもらった

  • 生理不順になってしまった

  • 毎月健康診断をした

と言うことでした。

薬の後遺症が無くならないと毛は育たない

私の回答は
「長い間抜け毛がひどいのは、薬の後遺症でしょうね。薬の影響が消えてしまわない限り、抜け毛が正常には戻らないと思います。」
「それだけでなく、次に育ってくるべき毛も状態が悪いはずなので、今の頭皮とお体では、抜け毛が減っても、毛が増えてくることはあり得ないですね。」

どうして病院が健康診断をするのか?


「よく考えて欲しいのですが、病院が(と言うより医師が)、どうして健康診断をするのか理解していますか?」
「健康診断を毎月して、健康状態を調べないといけないほど、体にとって危険な薬を飲んでいると言うことなんですよ。」
「相当体には毒なる薬を飲んでいたと言うことです。だから、生理もおかしくなってしまったのです。」

「これじゃ、毛を増やすために病院に行って、毛を無くす頭皮と体にしてしまったと言えますね。やりようによっては方法はないことはありませんが、年月と費用がかかります。が、年月をかけてでも正常に戻しておかないと後々で本当に苦労しますよ。」

と言うのが私の回答です。

実は、こんな女性が今急激に増えているのです。

手軽にサプリメントを飲む習慣が付いているから、薬に対して抵抗感がなくなっているのでしょうが、薬は基本的に毒です。

毒だからこそ、医師は健康診断をして、責任逃れをしているのでしょうね。