2014年5月30日金曜日

1日3食か2食か?(120)

1日3食食べている人が、いきなり小食(1日2食)にすると、必ず体がフラフラしたりします。

たくさん食べることに体が慣れてしまっていて、食べないと栄養を吸収できない胃腸になっているからです。

時間をかけて小食にする

少しずつ1年くらいの時間をかけて、ゆっくりと小食の習慣に変えていき、食べるものも変えて行くと少ない食事でも十分動けるようになるし体も軽くなってきます。

育毛の為には、どんなものを食べるかが大事なのです。

白砂糖を含むものや揚げ物・加工食品やファーストフード・コンビニ食に偏っていると低栄養価だし偏った栄養を摂ることになるので、1日2食にしてもあまり意味がありません。

お薦めの食事内容

  • 季節の野菜や果物で、無農薬栽培・自然栽培のものが一番良い。季節のものが一番栄養価が高く生命力も高いので、栄養素以外に酵素や抗酸化物を吸収できる
  • 自然海塩やオリーブオイルやエゴマ油等で生野菜を摂ることで、ミネラルとビタミン・元気を貯蔵するのに役立つ
  • 大豆製品・卵・魚介類を中心にして、鶏肉・豚肉・牛肉を順番に摂ることで偏りが無くなる
  • 発芽玄米を摂ることで、1日2食にしても十分栄養を摂ることができる

こんな食習慣にしていると、少ない食事でも胃腸が十分働いて吸収してくれます。

その上、育毛にも役立ちます。

現状の出来上がっている体の仕組みを変えるのは、ことほか時間と手間がかかりますから(最短でも半年以上)、焦らず上記の食習慣を1日2食で続けて下さいませ。

機械や人形じゃないですから、当然と言えば当然ですけど。

2014年5月24日土曜日

ご相談を受けていて感じること(119)

ネット上のデマのような情報に煽られている人が非常に多いです。
特に多いのが、掲示板やyahoo知恵袋・教えてgoo等々のQ&Aサイトです。

答えが決まっていることなら良いのですが、薄毛や育毛は非常に個体差や性差があるので、こう言ったQ&Aサイトに質問して「教えて貰おう」と考えることに無理があります。

その人の問題によりフケの対処法は3つか4つある

例えば、「フケが出て困っています。良いシャンプーを教えて下さい」と言う質問があった場合、たいていの場合、フケ用のシャンプーが推奨されます。

が、実はフケが出るのには、体の内部に問題がある場合もあれば、頭皮の問題(要は使うシャンプーの問題)である場合もあり、皮膚の病気でフケが出ている場合もあるのです。

その人のフケが、どんな理由で出ているのかが分からないと良いケア法は出てこないのです。

Q&Aサイトの回答は人のことは考慮に入らない

ところが、Q&Aサイトでの回答を見ていると、「自分が良かったから」とか「どこかで良いと言っていた」とかフケで悩んでいる人のことを全く考慮せずに推奨しているのですね。

これって(フケの場合)、皮膚科医の先生でも同じようなことを助言することが多いので、多くの人はフケにはフケ用のシャンプーが良いと思わされているのです。

薄毛の悩みも人により大きく違う

また、「薄毛で悩んでいます。どうしたら良いか教えて下さい」ってな質問が投稿されることもあります。

薄毛って言っても男性と女性では捉え方が違いますし、薄毛自体の捉え方を間違っていることも多いので、回答に書かれる内容は「これやったら、この人にはやばいかもしれない」と感じるようなものが推奨されることが多いです。

美容師さん・理容師さんは皮膚の仕事をしていない

特に、これらの回答を美容師さんや理容師さんが書いている場合には非常に危険です。理由は、美容師さんや理容師さんは、皮膚のことを仕事にしているのではないからです。だから、ヘッドスパで痛めにあっている人もいます。

掲示板は伝言ゲームになっている

そして、掲示板なんかだと、どこかで書かれていた事が伝言ゲーム的に書き込まれることが多いのです。

例えば、私は西暦2000年頃に発行していたメールマガジンで以下のように書きました。

「皮脂を取り過ぎるようなシャンプーをしてはいけない」

この一文を読んだ読者の方から「洗ってはいけないのですか?」と言うようなお電話を頂いた記憶があります。

「皮脂を取り過ぎるような」と限定しているのに、読者の方の頭の中には「シャンプーをしてはいけない」が強烈に映っているのですね。

気になった部分だけが独り歩きする

そうなると修飾区が飛んでしまい、「洗ったら駄目らしい」と言う様な情報だけが一人歩きし始めるのです。

掲示板やQ&Aサイトに書き込まれる内容や回答は、たいていの場合情報の元々の発信元ではありません。必ず、どこかで捻じ曲がっていたり、発信者にとって都合の良いように書き換えられているものです。

本当のことは発信元にある

良い情報・「あなた」に必要な情報に辿りつくには、元々の発信元に行かないと駄目ってことですね。

そしてそして、その発信元の人が「どこ」の「誰」で「何をしている人」かが分かれば、情報の良し悪しの判断がしやすくなるはずですよ。

2014年5月5日月曜日

ご相談を受けていて感じること(118)

ご相談をお受けしていますと、結果優先で製品や方法を選んでいる人が本当に多いのがわかります。

そりゃ、どんな製品を使うにしても方法を採るにしても、費用がかかるのですから結果に繋がらないことは誰もしたくはないです。

結果しか望まない人は応用が効かない

が、結果しか望んでいない人は、はっきり言って応用が効きません。

何故、結果に繋がっていったのか本当のところが分かっていませんし、出た結果が続かないと駄目なこともお分かりではないようです。

人により素質が違い環境が違う

薄くなる人は、その人自身の素質として薄くなりやすい場合もあり、その人の環境やお仕事や性格的なことから薄くなりやすい場合もあるので、一度結果に結びついてもほぼ100%の確率で再度薄くなる時がきます。

継続する改善が必要

だから、一度薄毛を改善できてもそれで終わりではなく、改善が継続しないと駄目なわけです。

ここで、私を例にあげてみます。

私の場合、薄くなりかけた頃にこの仕事に出会って、自分で使ってみて今はフサフサです。約15年くらい前のことですから、今までに回復したけど再度薄くなりかけたことは何度もあります。

何度もありますがその度に回復して、今では30歳台の前半の頃よりも多くなっています。

未来に可能性がある方法を積み重ねる

何故、こんなことが出来てきたのか?と言うと、常に未来に可能性がある方法を積み重ねてきたからです。

通常、人は結果しか求めないので、結果が出てしまえば止めてしまいます。

何度もやり直しが効く

が、薄毛の人の場合は、上記に書いたように一度結果に結びついても再度薄くなることが多いのですから、何度でもやり直しが効かないと駄目なわけです。

何度でもやり直しが効くにはどうすれば良いのかと言うと、常に本来のご自身の頭皮の状態を維持できるようにすれば良いのです。

維持するケアと増やすケア

私の場合だと、私がケアに使っているシャンプーでの洗髪は3日に1回で、洗髪する時のみ少しだけケアを行い水に気を使います。その他の日は湯シャンしますが水だけには気を使います。

これだと、シャンプーなんかは1年以上持ちますし他の製品もほとんど使わないので、月平均して3,000円程度しか費用はかかりません。

これだけですが、頭皮が駄目になってしまうわけではないので、「あれ、なんか最近調子が悪い!」と感じた時や「あれ、最近この辺が透けてきた!」と感じた時に ケアを基礎からやり直します。

すると、大体半年くらいで元のように戻り、尚且つさらに毛が増えていくように感じますね。

結果優先の人は頭皮をダメにして時間がかかる

ところが、結果だけを優先してケアを行っている人は、頭皮を駄目にしてしまっているので頭皮を回復するのに手間と時間がかかりますし、結果に結びついてくるのにも時間がかかるので中々上手くいきません。

だから、常に未来に可能性が残る方法を採って欲しいのですね。

私のところでケアをしていらっしゃる人なら、どのようにするのかご助言しますのでメールかお電話を下さいね。