2019年6月23日日曜日

目的を間違えると失敗する(200)

薄毛と一言で言っても、そこまで来るには、人によって違います。2年3年の短期間から10年20年の長期間かかっている人まで 様々です。

その違いがどこからくるのか?というと、その人が元来持っている毛を育てる力と皮膚の防御力の差です。ここに差があるから、同じことをしても、あの人は大丈夫なのに、自分はダメ、という個人差が出てきます。

皮脂を取るケアがきっかになる

そして、男性型の薄毛の場合(脱毛症と言わない理由をお分かりですよね?)、その発症のきっかけは皮脂を取ることにあると感じています。

皮脂を取ることを始めると血行・血流が悪くなっていくので、それが男性型発症のきっかけを作っているのではないか?とご相談を承っていて感じるのですよね。ま、他の薄毛に関しても同じようなものですけど・・。

そのシャンプーの目的は何?

皮脂を取ると言えば、洗髪に使うシャンプーの種類によっても差が出ますし、シャンプー方法にもよって差が出ます。そのシャンプーの目的は何のか?を分かった上で、その目的に沿った洗髪方法を採っていれば問題ないのです。

また、ヘアケア製品やその使い方(シャンプー法・マッサージ法)によって、頭皮への影響の仕方が大きく差が出ます。

世間一般的に言われている一般的な方法は、目的を考慮していない場合が多く、目的自体間違っていることもあります。

マッサージの目的を間違える

例えば、マッサージ法なんか典型ですね。頭皮を柔らかくする為にマッサージをしていると、血行が悪くなってしまうことの方が多いのです。血行が良くなる為にマッサージしているのに、目的を間違った為に反対に血行が悪くしているのです。

カラーにしても、使う薬剤や美容師の技術によっても頭皮への影響の仕方が大きく差が出ます。

TVCMや雑誌の特集で組まれている使い方は、相当危ないと言わざるを得ないものがあります。

  • シャンプーをしながらマッサージする
  • シャンプーの泡を髪の毛に付け置きする
  • シャンプーブラシで揉み洗いする

これらはとても危険な行為なので、絶対に止めて下さいね。

2019年6月17日月曜日

薄毛の原因はヘアケアの習慣が5割以上(199)

ヘアケアの習慣が薄毛の原因になっていることが多い。全ての人に共通していますからね。

大人になって、ネットでいろいろ調べた結果、湯シャンのみにしてでヘアケア製品を使わなくなった人がいらっしゃるでしょう。

でも、小さい頃から20年以上は、皮脂を取り過ぎるようなシャンプーで髪に残留するようなヘアケア製品を使ってきているはずです。

これをたった1年とか2年でチャラにできれば良いのですが、一度薄毛になるスイッチが入った状態では、湯シャンだけで回復や現状維持はとても難しいだろうと思いますね。

最近は、湯シャンをしているからのご相談もあるのです。

また、薄毛が発症する際に抜け毛が急増することが多いのにはちゃんと理由があるのです。

抜け毛が増えるから悪いのではなく、その前の段階で、何年も抜け毛が減っていたことの方が問題なのです。

抜け毛が減っている期間の年数が長ければ長いほど、その後のボリウムダウンや毛の量の減少が激しいです。

そして、回復には相当な年月が必要になります。抜け毛に対しての認識を早く改めて欲しいですね。