2014年4月24日木曜日

体の内部に問題のある女性の方の話(117)

女性の薄毛の原因は、体の中に問題がある場合が多いです。どんな問題かって?○に問題があるのです。

「○」を具体的に、こんなところで書くと、無茶苦茶な方法を教える人が出てきて、体を壊す女性が出てくるので書かないでおきます。

体の中に原因がある場合は年月がかかる

ご相談をお受けして、ヘアケア製品や生活習慣に問題があると分かった場合は比較的簡単に回復してきます。が、体の中に問題がある場合は、中々難しいです。

ケアの効果が明らかに出てきているのに、毛が増える方に中々向かないのですね。

それが分かっているので、そのような女性には「1年や2年では無理ですよ。あせらず続けて下さいね」と一番最初に助言しますし、経過の途中でもしつこいくらいに助言します。

短期間で止める女性が多い

が、女性に特有なことなんですが、いくらしつこく助言しても聞いてくれない人が多いのです。効果が出ているのに、だいたい1年か2年くらいで「結果に繋がらない」と言って止めてしまいます。

毛を作る力が弱い人

元来、体の中に問題を抱えている人は、毛を作る力が弱い場合が多いのです。弱いからこそ急がずに淡々と続ける必要があるのに、他人様の結果を真似しようとして痛い目に会っています。

時間かけてちゃんと取り組めば上手くいく

ところが、ご自分のことをちゃんと理解して取り組む女性は、思いのほか上手くいくことが多いのですね。

だから、常々他人様のことではなく、「“あなた”のことを知って下さい!!」と主張してご相談を承っているのです。

体の中に問題があって毛を育てる力が弱い人は、結果をあせらずに改善していくプロセスを地道に辿って下さい。

2014年4月6日日曜日

やっぱり医師は薬を使うのがお好き(116)

2009年2月末のTV番組「世界で一番受けたい授業」から。

この時の「世界で一番受けたい授業」の中で、薄毛や髪のことをテーマにして某国立大学の教授が講師として授業をしていました。

結論から言うと、「現実の育毛の世界にそのまま取り入れるとやばい!でしょう。」と言うのが本音です。

薄毛の原因は男性ホルモンと還元酵素だけじゃない

原因を男性ホルモンと還元酵素に特定していますし、シャンプーのやり方を言うだけで、シャンプーの質には全く触れていませんでした。

その為、「画期的な育毛剤が出来た。」とフィナステリド=プロペシアを推奨していました。

医師はヘアケア製品を知らない

そればかりか、一番問題のあるリンスを推奨していましたから、医者はヘアケア製品の処方設計や成分的なことは知らないのだろう、と言うことがよく分かりました。

ってことは、医師が開発したシャンプーがあれば、それはウソを言っていると判断した方が良いようですね。

医師が開発したシャンプーではなく、名前を貸しているだけなんでしょう。(薬事法違反にはならないのかな?)

TV番組は参考にならない

この時は、フットボールアワーの岩尾望さんが出演していました。岩尾さんは、某シャンプーのプロジェクトに参加して、どこかの病院で育毛の治療していたらしいのですが、一時薬の影響で少し増えていたのに、この時はつむじ周辺がまた少し薄くなってきていたように思いました。

一般の人からすると、「世界で一番受けたい授業」なのかしれないけど、私らからすると「全くもって何の役にも立たないな。」と言う感じです。

大学病院の脱毛外来で痛めに遭う

ちなみに、この時出演していた某大学教授の病院には脱毛外来があります。

私の相談室には、この外来に相談に通院していた女性の方がいます。良い薬を出してくれる皮膚科を紹介され、通ったらしいのですが、そこで頭皮を無茶苦茶にしてしまったらしい。

医師は薬=毒が大好き?

やっぱり医師は、薬が好きなようです。昔は、薬よりも患者の体を診て触って養生法を指導して、それから必要最低限の薬を少し出すのが医師だったのに。

こんなことをご相談者の方から聞いていると、医師って病気や体の仕組みは知っているが、人間を知らないのだなと感じてしまいます。

患者を診て触って聴くのが必要では?

もう少しちなみに、全ての薬を否定しているわけではありません。命を救うためには必要な薬もあります。

患者を「診て」「触って」「聴いて」をしないで、数字だけで薬ばかりに頼る治療を非難しているのです。