2009年2月末のTV番組「世界で一番受けたい授業」から。
この時の「世界で一番受けたい授業」の中で、薄毛や髪のことをテーマにして某国立大学の教授が講師として授業をしていました。
結論から言うと、「現実の育毛の世界にそのまま取り入れるとやばい!でしょう。」と言うのが本音です。
薄毛の原因は男性ホルモンと還元酵素だけじゃない
原因を男性ホルモンと還元酵素に特定していますし、シャンプーのやり方を言うだけで、シャンプーの質には全く触れていませんでした。
その為、「画期的な育毛剤が出来た。」とフィナステリド=プロペシアを推奨していました。
医師はヘアケア製品を知らない
そればかりか、一番問題のあるリンスを推奨していましたから、医者はヘアケア製品の処方設計や成分的なことは知らないのだろう、と言うことがよく分かりました。
ってことは、医師が開発したシャンプーがあれば、それはウソを言っていると判断した方が良いようですね。
医師が開発したシャンプーではなく、名前を貸しているだけなんでしょう。(薬事法違反にはならないのかな?)
TV番組は参考にならない
この時は、フットボールアワーの岩尾望さんが出演していました。岩尾さんは、某シャンプーのプロジェクトに参加して、どこかの病院で育毛の治療していたらしいのですが、一時薬の影響で少し増えていたのに、この時はつむじ周辺がまた少し薄くなってきていたように思いました。
一般の人からすると、「世界で一番受けたい授業」なのかしれないけど、私らからすると「全くもって何の役にも立たないな。」と言う感じです。
大学病院の脱毛外来で痛めに遭う
ちなみに、この時出演していた某大学教授の病院には脱毛外来があります。
私の相談室には、この外来に相談に通院していた女性の方がいます。良い薬を出してくれる皮膚科を紹介され、通ったらしいのですが、そこで頭皮を無茶苦茶にしてしまったらしい。
医師は薬=毒が大好き?
やっぱり医師は、薬が好きなようです。昔は、薬よりも患者の体を診て触って養生法を指導して、それから必要最低限の薬を少し出すのが医師だったのに。
こんなことをご相談者の方から聞いていると、医師って病気や体の仕組みは知っているが、人間を知らないのだなと感じてしまいます。
患者を診て触って聴くのが必要では?
もう少しちなみに、全ての薬を否定しているわけではありません。命を救うためには必要な薬もあります。
患者を「診て」「触って」「聴いて」をしないで、数字だけで薬ばかりに頼る治療を非難しているのです。